- 年収が高い仕事ほどつらいのって当たり前なのかな?
- 収入を上げたいけど、つらい思いをしてまで働きたくはないな…
- 年収と仕事のつらさの関係って本当はどうなっているのか知りたい。
こういった疑問にお答えします。
「年収が高い仕事ほどつらいのは当たり前」 多くの人はこういったイメージがあると思いますが、これは半分誤解です。
仕事の「つらさ」を決めているのは年収そのものではなく、働き方・裁量・スキルの貯まり方・精神的な納得感といった要素も大きいからです。
僕自身、製造業で働いていた頃は年収が低いにもかかわらず、今後も給与アップは見込めない未来がない働き方に絶望し、精神的につらい思いをしていました。 その後、ITエンジニアに転職しましたが、年収は上がったものの「以前より楽に、納得感を持って働けている」と感じています。
この記事では、「年収が高い=つらい」という思い込みが生まれる理由と、本当にきつい仕事の正体について、実体験を交えながら解説します。
この記事を読むことで、「収入を上げたいけど、つらい人生は避けたい」という不安が解消され、年収と働きやすさを両立する考え方が見えてくるはずです。
年収が高い仕事ほどつらいは誤解です
繰り返しになりますが、年収の高さと仕事のつらさは必ずしも比例しません。
収入は構造で決まる
同じ仕事内容でも、働く会社・業界によって収入は大きく変わります。
例えばコストコのレジ打ちは、一般的なスーパーよりも時給が約1.5倍あります。 やることは同じレジ打ちなのにです。
製造業でも町工場の製造オペレーターより、トヨタの工場の方が同じような業務内容でも年収が高いです。これは、仕事内容だけで収入が決まらない良い例。
むしろ大企業の方が、設備や安全管理、福利厚生が整っていて快適に働きやすい可能性だってあります。
むしろ低年収でも仕事がつらいケースも多い
介護や保育、福祉職などですね。
業務が大変なだけでなく、人の命を預かるという責任感も大きい仕事。にも関わらず、給与が安くやりがい搾取なんて言われたりもしています。
余談ですが、こういった「弱い立場の人を支える、社会にとって必要な仕事」の方が給与が安い傾向にあります。個人的に、この構造に日本社会の歪みだと感じます。
このように、収入は仕事のつらさだけで決まるわけではありません。
年収が高くてつらい仕事もあるが、それは一部
もちろん、年収が高くてつらい仕事もあります。
例えばキーエンスの平均年収は約2000万と非常に高いですが、「30代で家が建ち40代で墓が建つ」と比喩されるほど激務と言われています。
工場勤務なら、夜勤や交代制勤務、24時間稼働ラインの担当などは手当が付く分、日勤のみの仕事よりも給与は高くなりがち。その一方で、生活リズムが崩れやすく、体力的な負担も大きくなります。
また、設備トラブルや品質不良が発生したときに最終判断を任されるポジションでは、給与や役職は上がります。しかし、「何かあれば自分の責任になる」という重圧をいつも抱えることになり、場合によっては緊急で休日出勤もあり得ます。
年収が高いほどキツイ仕事もあるにはありますが、前述のとおり、必ずしも「年収の高さ=仕事のつらさ」ではありません。
仕事のつらさは個人の性格によっても変わる
もっと言うと、人によっても「つらさ」の定義は変わります。 工場を例にします。
例えば、もくもく一人で決まった作業を繰り返すのが好きな人は、ライン作業や検査などが向いているし苦にはなりません。
逆に、改善や仕組み化が好きな人は、単純作業が苦痛になります。その場合、生産管理や品質管理など、あまりルーティーンワークが多くない仕事の方が向いています。
実は「つらさ」の感じ方は人それぞれで、年収の高さだけでは決められないのが現実です。
本当にきついのは、努力が報われない仕事
つらさの感じ方は人それぞれですが、共通する「きつさの本質」があります。 それは、仕事量の多さや内容そのものではなく、「この頑張りが将来につながらない」と感じてしまうことです。
将来の見返りが想像できれば、今は多少忙しくても未来のために踏ん張ることができます。
「自分のために働いている実感」があるとつらさを感じにくい
昔、何かの記事で見かけたんですが、発展途上国の若者は日本よりも生活水準は低くても、イキイキしている人が多く、理由は「未来が明るくなっていくと感じられるから」だそうです。
実際、YouTubeなんかで東南アジアの人たちの映像を見るとみんな笑顔で楽しそうですよね。
たとえ現状が苦しくても、これから先が良くなる感覚があれば、人は踏ん張れます。 仕事もこれと同じで、努力が未来につながる働き方はつらさを感じにくく、続けやすいものです。
自分が成長するほど報酬が増える仕事は楽しく感じる
- スキル・キャリアが貯まる
- 積み上げた経験が評価される
- 将来の収入アップにつながる
このサイクルが回る仕事は、自然と前向きに頑張れます。
たとえ目の前の結果がすぐに出なくても 、「今は耐える時期」となり、仕事そのものが自己投資に変わります。
逆に、このサイクルが無い仕事だと、どれだけ頑張っても手応えを感じにくく、「ただつらいだけ」の状態になってしまいます。結果、ただ時間だけが過ぎていく虚しさを感じてしまいます。
スキルが評価される仕事は「自分のため」に働ける
世の中には、会社への貢献度ではなく、身につけたスキルや実績そのものが評価される仕事があります。
例えば、次のような仕事です。
- 実務経験やスキルが、そのまま次の仕事につながる職種
- どの会社に行っても通用する技術やノウハウが蓄積される仕事
- 「何ができるか」「何をやってきたか」で評価される仕事
こうした仕事だと、今の職場を離れたとしても、 これまでの努力が無駄になりにくく、働けば働くほど自分の選択肢が増えていく感覚を持てます。 その代表例が、ITエンジニアです。
ITエンジニアは「会社のためじゃなく自分のため」に働ける職種
ITエンジニアの大きな特徴は、経験・スキル・成果がすべて自分の資産になることです。
- 業務で得た技術や経験
- 積み上げた実績や成果
これらはすべて自分の市場価値として評価されます。
実際、開発経験を2~3年も積めばフリーランスとして案件に参画できるレベルですし、地域によって差はあるものの月40~50万くらいの単価が提示されるケースが多いです。
さらに経験を積めば単価アップはもちろん、フルリモートの案件などより良い労働環境も選びやすくなります。
このように、「今頑張れば必ず将来のリターンにつながる」と分かっていれば、多少大変な仕事でも前向きになれますし、仕事で感じるつらさも軽減されます。
スキルが積み上がる仕事をすると自然と頑張れる
スキルやキャリアを伸ばすほど、年収数十万アップが狙えて、転職するたびに年収が上がるチャンスが増える。
おそらく、 こんな未来が見えていれば、仕事のつらさも「未来の自分への投資」として頑張れるはず。
人は 「見返りが期待できる努力」 なら前向きに続けられますし、評価されれば自然とモチベーションが湧いてきます。
補足しておくと、エンジニアの年収は高めなのは事実ですが、決して楽な仕事ではありません。
思った通りに実装できず、家でもずっと仕事のことを考えて眠れないことがありますし、納期に追われて残業が続くこともあります。設計書があいまいで開発が順調に進まずストレスを感じることも少なくありません。
それでも、今の頑張りが将来につながると思えると、つらさもそんなに感じません。
- 新しい技術を覚える → スキルが資産として積み上がる
- 案件で経験を積む → 転職や単価交渉で評価される
- 実績が増える → 選べる仕事が増えて収入も上げやすくなる
こういった「努力が積み上がっていく感覚」があると、多少しんどくても「まぁいいいか」と前向きに頑張れます。
実際、製造業の頃より今の方が忙しい時もありますが、精神的にはずっとラクです。むしろ、どれだけ頑張ってもスキルが身につかず年収も変わらない環境の方がずっと苦痛でした。
もちろん、これは個人的な感覚で、すべての人に当てはまるとは限りませんが。 とはいえ、年収が高くて楽しい仕事は確実に存在します。
つらく感じない仕事のポイントは、「今の努力が未来につながっている」と実感できる働き方を選ぶことですね。
もし スキルが収入に変わる働き方に興味があるなら、下記の記事を読んでみてください。プログラミング学習の始め方を、初心者向けにやさしく解説しています。
