エンジニアを目指すのにブラインドタッチは必要ない理由|ITリテラシーが大切

  • エンジニアになるには、ブラインドタッチできないといけないのかな
  • エンジニアになりたいけど、ブラインドタッチが全然できません
  • プログラミングよりも先にタイピング練習しようか悩んでいます

こういった疑問にお答えします。

僕は、エンジニア歴が5年ほど。
37歳未経験でエンジニア転職した当時、ブラインドタッチはできませんでした。

こういった背景を元に、エンジニアを目指すのにブラインドタッチは必要ない理由と、ブラインドタッチよりも大切なITリテラシーについて解説します。

目次

エンジニアを目指すのにブラインドタッチは必要ない理由

結論、キーボードを見ずにタイピングするメリットが少ないからです。

文字を丸々書くことが少ないから

プログラムコードを書く時は、予測変換をよく使うので、そこまでタイピング速度は重要じゃありません。
例えば、for文というコードなら、「for」まで書けば後はテンプレートで補完されます。

for文の補完
for文の補完

上記の通り、たった3文字打つだけで、for文全体が書けていることが分かると思います。

他にも、よく使うコードはテンプレート化しておくとすぐに呼び出せるので、エンジニアにとってタイピングを高速化する必要性はだいぶ下がります。

初心者はプログラミング学習を優先するべき

単純にプログラミング学習をすれば自然にタイピングすることになるので、やっていく内に覚えられます。
ただ、ホームポジションは意識しておいた方が良いです。

キーボードのホームポジション
キーボードのホームポジション

上記のように、「小指:ピンク色、くすり指:青色、中指:オレンジ色、人差し指:緑色、親指:黄色」と、指ごとに担当するキーが決まっています。これを意識すると我流より早いし、何より他の人から見られたときに綺麗に見えるかと。

※たまにエンジニアでも、人差し指だけを器用に使ってタイピングする人がいますが、箸の持ち方が汚い人を見たときのような違和感を覚えます…

タイピングの早さは気にしなくてもいいので、基本の打ち方は意識して学習を進めると、自然に早くなっていきます。

キーボードを見つつ打てるくらいでいい

とはいえ、キーボードの配置を全く覚えていない場合は、打つのが大変なので、プログラミング学習で挫折しやすいかもしれません。

文字を打つのが苦手な人は、毎日5分くらい、好きな漫画のセリフや小説などを写すと練習になります。

なぜタイピングソフトじゃなく、漫画や小説が良いかといいと、「〜です 〜でした 〜ます 〜ました」など、決まった言葉は同じような指の動かし方になるので、単語を打ち続けるタイピングソフトより実践的だからです。あと、時間制限がないので、焦らずにゆっくり覚えられます。

僕自身、中学生の時に、コロコロコミックのドラえもんのセリフをひたすら写して練習していました。多分1ヶ月くらいやったと思いますが、大人になってからもタイピングに困らないくらいにはなれました。

ブラインドタッチよりも大切なITリテラシー

エンジニアとして作業効率を上げるには、タイピング速度よりも「どんな便利ツールがあるか知っているか」や「ツールの使い方」の方が大切です。

ざっくり、特に効果が大きいITリテラシーを紹介します。

項目内容備考
単語登録よく使うコードやフレーズを一瞬で入力できるようにするパソコンの標準機能
検索力(翻訳・調べ方)エラー文や英語の技術情報を正しく調べられるようになる(Chromeの拡張機能もある)簡易的な翻訳:Google翻訳 より詳しく翻訳:DeepL翻訳
ショートカットキーマウス操作を減らし、作業のテンポを上げるコピー:Ctrl + C、貼り付け:Ctrl + V、保存:Ctrl + S など
エディタの拡張機能補完・整形・エラー検知などを自動化するVSCode などのエディタで利用可能

これらをすべて最初から完璧に覚える必要は無いですが、存在を知っておくだけでも、後から調べて使えます。

なお、実際に僕が使っているツールや、初心者がまず覚えておきたい操作については、「➤(作成中) S4-16 エンジニアの作業効率を上げるITリテラシー」で詳しくまとめています。

素晴らしいエンジニアは早く打てる人じゃなく対応力のある人

実務で大切なのは、問題解決能力だったり、技術のキャッチアップ力だったりします。

例えば、次のようなプログラムで上手く画面に表示できなかったとします。

  1. データベースから、データを取ってくる
  2. 取得したデータを、任意の値に変換する
  3. 変換したデータを、画面に表示させる


この場合、次のように、問題を切り分けて確認していくのがコツです。

  1. データベースから、適切にデータが取得できているか
  2. 取得したデータが、意図した通りに変換できているか
  3. 変換したデータを、画面表示させる方法は正しいか

他にも、初めてのプログラミング言語やフレームワークを使う場合、その言語の公式サイトのドキュメントを読み取って、自力でキャッチアップできる力も必要です。

こういった対応力がある人は、タイピング速度がそこまで速くなくても、素晴らしいエンジニアになれます。ここらへんも、プログラミングをやっていくうちに慣れていきます。

プログラミング初心者がまずやるべきは「環境に慣れること」

初心者は、タイピング速度を気にするより、まずはエディタの操作やプログラミングの基本的な流れに慣れることを優先した方が良いです。

最初の内は、簡単なプログラムを組むのも大変なので、いくらタイピングが速くても、これができないと意味がありません。

他にも、本業でデスクワークをあまりしない人なら、長時間のパソコン作業に慣れるのも意外と大変です。座ってるので体はしんどくないですが、考えていると頭がしんどくなってくるので、肉体労働とはまた違う疲れが溜まります。 ※僕は、プログラミング学習中によく知恵熱が出ていました。。。

初心者なら、プログラミング学習を進めて、環境に慣れることを優先すれば、タイピング速度は後からついてきます。

なお、初心者向けの具体的なプログラミング学習の進め方については、下記の記事で詳しくまとめていますので、これから始める方は参考にしてみてください。

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