製造業からITエンジニアへ|30代で年収300万→600万を目指すロードマップ

この記事では、30代製造業の人がITエンジニアに転職し、年収300万の状態から2〜3年で年収600万になる方法について解説します。

すぐに本題に入りたい場合、下記のボタンから気になる項目をクリック(タップ)してください。該当する見出しまでスクロールします。

▼知りたい所から読み方はこちら▼

僕自身、もともとは製造業で働き、30代後半で年収は300万円以下。仕事は産業機械で使う電線の簡単な組み立て作業でスキルが身についている実感もなく、「このままで大丈夫だろうか」と将来に強い不安を感じていました。

それでも、37歳・未経験からプログラミングを学んでITエンジニアに転職。試行錯誤して、2年半で年収を600万円近くまで伸ばすことができました。

当時の僕と同じように、「製造業で働いている30代で、平均年収以下から抜け出したい」と考えている方に向けて、再現性の高いロードマップを実体験をもとにお伝えします。

なお、本記事はかなり長いので、年収アップ方法の要点だけをまとめると、下記の通りです。

  1. プログラミングを学ぶ
  2. ITエンジニアに転職する
  3. フリーランスになる

本文を読み進めると、年収が低い製造業の強みや、なぜITエンジニアが年収アップに最適なのかが分かるようになっています。

目次

STEP1:なぜ製造業では年収が上がらないのか?

まず、製造業で年収が上がりにくい理由について解説します。

業界別平均年収の勘違い

業界別平均年収を見ると、製造業は決して年収が低いわけじゃありません。ではなぜ自分の年収はなかなか上がらないのか?それは、大きく次の3点が原因です。

  • 平均値と中央値の違い:一部の高年収層が平均を引き上げている
  • 会社の規模:大企業と中小企業では給与水準がまったく違う
  • 地域による違い:物価や企業数の差によって給与水準が変わる

こういった理由から、平均年収のデータは現実とかけ離れていることが多いので、「頑張れば年収は上がるはず」と思考停止するのはよくありません。

「5年後、あなたの年収はいくらになっていますか?」

これを知るには、会社の昇給条件や昇給率を確認したり、上司や先輩の給与を聞いて、逆算すれば予想できます。

なぜ年収が上がらないかは、データを鵜呑みにするだけじゃなく、論理的に考えないといけません。

製造業で給与が低いのはあなたのせいじゃない

製造業で年収が上がりにくいのは、あなたの努力不足ではなく、ほとんどが業界の構造の問題です。

  • 年功序列・昇給額が一律で、上がり幅がほぼ固定される
  • 会社の規模によって給与水準がほぼ決まってしまう

このように、個人の努力が爆発的な年収アップに直結しにくいです。

つまり、どれだけ頑張っても、「今座っている椅子(会社・業界)」によって収入レンジが決まってしまうのが現実。

さらに製造業では、次のように、スキルを磨いても他社で評価されにくい傾向があります。

  • 業務が標準化されている
  • 手順が細かく決められている
  • 会社独自のノウハウが多い

このように、誰でもできる業務が多かったり、その会社でしか通用しないスキルが多かったりするので、今の会社の成果が他社で反映されにくいのが現実です。

努力が収入に反映されにくい構造になっているので、「今の椅子で頑張ること」ではなく、「座る椅子そのものを変える」方が、年収アップに直結しやすくなります。

実際に僕も、製造業の作業員からITエンジニアへ転職して2年半で、月収は20万円から約50万円へと変わりました。

努力量は大きく変わっていません。変えたのは、業界と職種です。

もし今の会社での昇給が見込めないなら、努力の方向を変えることが、年収アップの最短ルートになります。

もっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

年収の高さと仕事のつらさは関係ない

「年収が高い仕事ほどつらい」というイメージがありますが、これは半分誤解です。

仕事のつらさを決めるのは、年収そのものでなく、次のような要素の方が大きいからです。

  • 将来の見通しがあるか
  • 努力が報われる実感があるか
  • スキルが積み上がっている感覚があるか

低年収でもつらい仕事はありますし、高年収でも納得感を持って働ける仕事もあります。

本当にきついのは、「頑張っても未来が変わらないと感じる働き方」です。

製造業では、どれだけ努力しても年収レンジが大きく変わらず、他社で評価されるスキルも積み上がりにくいケースも少なくありません。 その結果、「働かされている感覚」が強くなり、精神的にしんどくなりやすいです。

逆に、働くほど自分の市場価値が上がり、将来の選択肢が広がる仕事であれば、多少忙しくても「未来への投資」として前向きに頑張れます。

※市場価値とは、「どれだけ企業に求められているか」のこと。高いほど年収は上げやすくなります。

想像してみてください。
もし今の会社で「これから毎年月給が5万円ずつ上がります」となれば、途端にやる気が出て、仕事を頑張ろうと思いませんか?

つらさを決めているのは年収ではなく、「今の努力が未来につながるかどうか」 です。

仕事をつらく感じる本当の理由についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。

年収が低いことは異業界への転職では強みになる

一見デメリットに思える「年収の低さ」ですが、実は転職においては強みになります。

理由は次の通り。

  • 年収がこれ以上大きく下がることが少ない
  • 生活水準を維持したまま挑戦しやすい
  • 収入が上がった分がそのまま伸びしろになる

未経験で異業界へ転職すると、年収が下がることもあります。ただ、下がった年収が今と大きく変わらないのであれば、心理的なハードルはかなり小さくなります。

実際、僕は、「未経験でIT転職したら年収300万くらいに落ちる」という意見をネットで目にしたとき、「今と同じだから問題ない」と感じました。「もし失敗しても製造業に戻ればいいし、どうとでもやり直せるな」こう考えました。

多分、当時の僕が年収500万円くらいあったら、「失う怖さ」を感じて転職するのをやめてしまったと思いますが、年収300万円だからこそ異業界への転職も踏み切れました。

さらに、現状に不満がある状態は強い原動力になります。不満があるということは、変わる準備ができているということ。

今の会社に未来を感じられないなら、それはリスクではなく「動ける状態にいる」という、ある意味でチャンスを掴みやすい状態です。

さらに、製造業の強みが活かせる理由についても知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

STEP2:ITエンジニアの年収が伸びやすい理由

年収は、「努力量」よりも「業界構造」の影響の方が大きいです。

ではなぜ、ITエンジニアは年収が伸びやすいのか。 僕自身のリアルな給与推移も交えながら、その理由を解説します。

IT業界はこれからも成長し続けていく

IT業界の将来性は明るいと言われていますが、それには明確な理由があります。

僕が37歳で製造業からIT業界へ転職を決意したのも、「構造的に伸び続ける業界」だと判断したからです。

理由は大きく3つあります。

  • 市場規模が広がっている
  • IT業界の平均年収が高い
  • 今まさに情報革命が進んでいる

国内IT市場は毎年成長を続けており、DX(デジタル化)の波は他の業界にも広がっています。例えば、製造業・医療・金融・物流など、あらゆる分野でITが必要とされている事実があります。

さらに、Google、Apple、Meta(旧Facebook)、Amazon、Microsoftなど、誰もが知る世界のトップ企業の多くがIT企業であることからも、テクノロジーが経済の中心にあることは明らかです。

そしてIT業界の最大の特徴は、汎用スキルが身につく職種が多いこと。

特にITエンジニアのプログラミングや設計のスキルは、会社が変わっても通用しますし、プログラミング言語はどんな人種の人が書いても同じなので、極論、海外でも働けるようなスキルです。

これが、僕がIT業界を選んだ最大の理由でした。

IT業界の将来性についてさらに詳しく知りたい方は、こちらで解説しています。

働くほどスキルが積み上がるITエンジニアの魅力

製造業は、製品の品質や生産性を支えているのは工場や設備、巨大な資本力による部分が非常に大きいです。例えば、トヨタの車づくりは個人の職人技というより、長年かけて改善された生産ラインや設備、蓄積されたノウハウによるものが大きいです。

逆に、ITエンジニアに必要なのは大企業でも個人のフリーランスでも、パソコンとネット環境だけで、価値の本質は「その人に何ができるか」にあります。結果、経験を積むほどできることが増え、転職や独立でも評価されやすくなります。

ITエンジニアの強みは、働いた分だけスキルと実務経験が積み上がり、年収アップもしやすいこと。

実際、フリーランスエンジニアの案件検索をすると分かりますが、開発経験が2年の人より5年の人の方が単価が高くなる傾向にあり、働けば働くほど自分の市場価値が積み上がっていく構造です。

だからこそITエンジニアは、努力が「自分の資産」として積み上がり、年収アップにつながりやすい職種だと言えます。

僕のリアルな年収推移を公開します

※請負は成果物ごとに報酬が発生し、準委任は月額固定で報酬が支払われる契約形態です。

年収推移グラフ
年収推移グラフ

実際の年収推移は、上記の通りです。

見ての通り、最初から順風満帆だったわけではありません。 特に、最初の請負フリーランス時代は収入も不安定で、かなり厳しい時期でした。

それでも、「会社員で経験を積む → 準委任フリーランスになる」といったステップで、地道に年収アップすることができました。

エンジニアになれば順調に年収アップしていくわけではないですが、年収アップの手段はたくさんあるので、長い目で見ると年収を上げやすいです。

実際の給与明細・注文書付きで、よりリアルな推移や失敗談を含めた詳細は、こちらで公開しています。

エンジニアの仕事は思っているより難しくない

「年収が高い = 仕事内容も相当難しいのでは?」と思うかもしれませんが、実際はそこまで身構える必要はありません。

ITエンジニアの仕事は大きく分けると、次の3種類です。

  • Web系エンジニア(WebサイトやWebアプリを作る)
  • インフラエンジニア(サーバーやネットワークを支える)
  • モバイルアプリエンジニア(スマホアプリを作る)

どの職種にも共通点があり、「1.何を作るか決める → 2.どう作るか設計する → 3.実際にプログラムを書く → 4.動作を確認する」の流れをチームで分担して進めます。
※インフラエンジニアのみ、サーバーやネットワークの構築・設定が中心になります。

最初は難しく感じますが、一度でも実際に開発を経験すると「結局は同じパターンの繰り返しだな」と気づくはず。プログラミングは、ルールを覚えてパズルを解いていく感覚に近いです。

僕自身、37歳までプログラミング未経験でしたが、実務で一度開発を経験してからコツを掴み、一気に理解が進みました。

より詳細にエンジニアの働き方について知りたい方は、こちらの記事が参考になります。

AIに仕事を奪われる心配はあるのか

「AIによってエンジニアは不要になるから今から始めても無駄なんじゃないか?」 そう考える方も多いと思います。

結論から言うと、AIで仕事がなくなるというより、役割が変わるだけです。

これは、産業革命で手作業の多くが機械に置き換わった構造とよく似ています。 エンジニアの仕事も同じで、「プログラミングコードを書く作業」はAIに置き換わりつつありますが、次のような役割は人間にしかできません。

  1. 問題解決のために、何を作るか考える
  2. 要件を整理してAIに正しく指示する
  3. AIが出したコードが正しいかを判断する
  4. 全体の設計やセキュリティ、運用を考える
  5. プロジェクトの管理やチームとの調整を行う

こういった部分は、今もこれからも人間の役割です。

実際、海外でもエンジニア需要は減っておらず、むしろ「AIを使いこなせるエンジニア」の需要が増えています。

つまり、AIと競争するのではなく、AIを使う側に回ればいいだけです。

プログラミングを学ぶこと自体も無駄にはなりません。 仕組みを理解していないと、AIに正しく指示も出せませんので。未来を心配して動かないよりも、AIを味方につけられるエンジニアを目指す方が、はるかにリスクは小さいはず。

思い返すと、僕がプログラミングを始めた2020年も、「プログラミングなんて今からじゃ遅い」なんて言う人がいました。否定的な意見は、どの時代でも目にするものなんだと思います。

AIが本当に仕事を奪うのかどうか、より詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

逆に、IT業界の悪いところも紹介します

逆に製造業と比べて、IT業界の悪いところもお伝えします。 主なものは、次のとおりです。

  • 基本はデスクワークなので、運動不足になりやすい
  • 長時間の画面作業で、目が悪くなりやすい

よくある意見ではありますが、実際に仕事をすると実感します。特に、それまで「太ること」に無縁でしたが、体重が気になるようになってきました。。。

他にも、製造業は手順書などで決められた作業を正確にこなす仕事が多い一方で、IT業界は「分からないことは自分で調べて解決する力(自走力)」が求められやすいです。

どちらが良いかは、性格や価値観によりますが、自分で最適解を考えて動くことにやりがいを感じにくい人にとっては、負担に感じるかもしれません。

製造業とIT業界を比較した記事は下記にありますので、もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

STEP3:30代未経験でも遅くない理由

「とはいえ、年齢的に厳しいんじゃないか?」

こういった不安を解消すべく、37歳未経験から転職した僕の経験をもとに、30代でも決して遅くない理由をお伝えします。

37歳でも転職できたし、年齢よりスキル重視の業界だから

僕は37歳・未経験からITエンジニアへ転職できましたし、40代からでもエンジニアになっている人も珍しくありません。こういった事実から、全然遅くないと言えます。

もちろん、20代の方が転職で有利だったり、新しい分野への吸収力・体力面で強みがあるのは事実です。とはいえ、30代が諦める年齢というわけでもありません。

僕がやったことは、特別なことではなく、次のような地道な行動です。

  • IT業界の構造や将来性を徹底的に調べた
  • 言語選びより「何をやるか」を決めた
  • 独学で基礎を学び、スクールで体系化した
  • 無駄な時間を削り、毎日学習を継続した
  • 卒業後にポートフォリオを作り、実力を可視化した

要するに、「年齢」ではなく「準備と行動力」が大切だということ。 年齢だけを理由に、「もう遅い」というのは、単なる思い込みかもしれません。

僕が実際にやった具体的な行動については、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

30代は「社会人経験」が強みになる

エンジニアは技術力も大切ですが、報連相などの基本的なビジネススキルも同じくらい大切です。 実際、仕事でつまずく原因は、技術不足はもちろん、「仕事の進め方」にあることも多いので。

30代であれば、他部署・他社とのやり取りや電話対応など、基本的なビジネススキルはすでに身についているはずです。分野は違えどトラブル対応の経験もあり、20代とは違う安心感があります。

技術は後から伸ばせますが、こういった仕事力はすぐには身につかないので、必ずしも「年齢 = 不利」とは言えません。

未経験エンジニアが失敗を避けるポイントは、下記の記事で詳しく解説しています。

30代未経験転職のリアルな難易度

転職の難易度と開発経験の積みやすさは、企業の種類によって大きく変わります。

  • 転職のしやすさ:SES > 受託開発 > 自社開発
  • 開発経験の積みやすさ:自社開発 > 受託開発 > SES

最初の会社で大切なのは「年収」よりも「実務経験」を積める環境かどうかです。開発経験さえ積めれば、後は転職やフリーランス転向などで年収が上げやすくなるので。

理想は自社開発や受託開発ですが、30代未経験の場合はSESからのスタートになるケースも多いです。 とはいえ、SESでも開発経験を積むことは可能で、実際に僕もそうでした。

例えば、社内で開発できるチャンスがあるなら、積極的に手を挙げる。自己学習でポートフォリオを作って、開発案件に入る意思を営業に伝えるなど。

僕の場合、SES企業でスマホアプリを社内開発する話が出たとき、未経験でしたが率先してやらせてもらいました。フリーランスになってからは、個人開発したWebアプリをポートフォリオにし、開発案件へ参画することができました。

ITエンジニアは、スキルだけでなく「行動力」や「積極性」でも収入が変わります。

未経験から年収アップする具体的な方法は、下記の記事で詳しく解説しています。

30代で挑戦しないリスクの方が大きい

30代は、まだ十分に軌道修正ができる年代です。 ただ、何も変えないまま5年も経つと、年収差は数百万円単位で広がる可能性もあります。

スキルは、早く積み上げた人ほど有利です。 加齢で暗記力は落ちると言われますが、判断力や把握力、論理的思考力はむしろ経験とともに高まります。プログラミングで重要なのは暗記よりも「判断力・理解力・論理思考」です。

本当のリスクは、勢いで辞めることではなく、何も考えずに今の環境を続けること。 とはいえ、不満だけを理由に、方向性を決めずに辞めると後悔します。

僕自身、深く考えずにブラックな電気工事へ転職したり、実務経験不足のままフリーランスに挑戦したりと、失敗もしました。それでも、軌道修正しながら進んだ結果、今は安定して働けています。

挑戦はノーリスクではありませんが、何も変えないことの方が、長期的にはリスクが大きいと思います。

今動くか、5年後に後悔するか。選べるのは、今だけですので。

製造業を辞めたい人がやるべきことは、下記の記事で詳しく解説しています。

「頑張ってプログラミングを覚えても無駄になるんじゃ?」と心配な方は、こちらを参考にしてください。

また、家族がいる方は、こちらの記事も参考になります。

STEP4:プログラミング学習を始める

エンジニアになるにはプログラミング学習は必須です。 プログラミング学習の始め方や具体的な方法、よくある失敗パターンと解決方法などをご紹介します。

プログラミング言語は「やりたいこと」から逆算して選ぶ

初心者の人にありがちなのが「どのプログラミング言語を学ぶか悩む」ですが、やりたいことで決めると良いです。 プログラミング言語はあくまでシステムを作るための道具ですので。

ざっくり分けると、分野ごとによく使われる言語は次のとおり。

  • Web制作:JavaScript、PHP
  • Web開発:JavaScript、TypeScript、PHP、Ruby、Python、Java など
  • スマホアプリ開発:Swift、Kotlin、Dart など
  • AI・機械学習:Python

色々あるので迷うと思いますが、基本的にはWeb開発がおすすめです。歴史が長いので教材が豊富で学びやすく、基礎が身につけば他分野への応用も効きやすいですので。 案件数も多く、将来的にフリーランスを目指す場合も選択肢が広い分野です。

なお、「一番稼げる言語はどれか?」と考えるのはあまり意味がありません。 報酬は言語よりも、「経験年数」や「スキルの高さ」の影響の方が大きいからです。

最初は深く考えすぎなくてOK。 1つの言語を学べば、他の言語も共通点が見えてきて習得しやすくなります。実際、会社員ではPHPを使っていて、フリーランスになってからTypeScriptを扱うようになった、といったケースも珍しくありません。

まずは、ドットインストールかProgateで触ってみましょう。

言語選びのコツは、下記の記事で詳しく解説しています。

プログラミング学習の基本ステップ

学習は、この2ステップが基本です。

  1. 基礎学習をする
  2. 自分でゼロから作る

まずは、選んだ分野で使う言語の基礎を身につけます。
Web開発なら、次のようなもの。

  • HTML / CSS / JavaScript
  • コマンドライン
  • Git / GitHub
  • SQL

ここまでできれば「脱・初心者」レベル。 学習方法は、本、YouTube、何でもOKですが、ドットインストールだと段階的に学べるので学習しやすいと思います。

大事なのは、完璧に理解しようと止まらないこと。理解度6割でもいいので、先に進みましょう。 先を学ぶことで、今分からないことが理解できるケースも少なくありません。

そして、最も大変で大切なのが、ゼロから自分で作ること。

ゼロから作るのが難しいなら、次のような手順で進めると、やりやすいです。

  1. 教材を見ながら作って流れを把握
  2. 何も見ずに作ってみる

小さなアプリやタスク管理ツールなど、簡単なものでOK。なお、教材は、YouTubeだと画面を見ながら進められるのでおすすめです。

作ったものは、スキルの証明になるポートフォリオとして転職活動でも使えるので、作ったものをネットにアップして見れるようにしたり、GitHubでソースコードを見れる状態にしておくといいですね。

より詳しい学習方法については、こちらの記事で解説しています。

プログラミング学習でよくある失敗パターン

「プログラミング学習って、思っているより難しい…」
「なかなか学習が続かないな…」

そんな人のために、プログラミング学習でぶち当たる壁に対しての対処方法を記事にまとめました。

「自分はプログラミングに向いていないのでは?」と感じた人は、下記の記事を参考にしてください。

学習効率を上げる基本テクニックについては、こちらの記事で解説しています。効率よく学習を進めることで、挫折を防げるはず。

➤ (作成中)S4-16 エンジニアの作業効率を上げるITリテラシー

学習時間を短縮するならスクールも検討するべき

プログラミング学習において、スクールに入るかどうか迷う人も多いと思いますが、基本的にはスクールで学ぶことをおすすめします。独学でも学習はできますが、いくつかデメリットがあるからです。

  • 何を学べばいいか迷いやすい
  • 学習の方向性が合っているのか分からない
  • モチベーションを維持するのが難しい

特に「何を学べばいいのか」「この学習方法で合っているのか分からない」という状態は、学習においてかなり足かせになります。

僕自身、最初は独学で学習していましたが、ここが不安になって学習に集中できなくなったので、途中でスクールに切り替えました。

とはいえ、スクール選びで失敗しないためには、下記のことを確認しないといけません。

  • 費用:補助金で安くなるか
  • 卒業生の実績:教材の品質担保になる
  • サポート体制:講師が現役エンジニアか
  • 転職支援:なくてもいいけど、あれば安心

とはいえ、初心者の方がすべて比較するのは大変だと思いますので、僕が厳選したおすすめのスクールを、下記の記事でまとめました。

➤ (作成中)S4-18 【2026年版】30代未経験向けプログラミングスクールおすすめ

スクールは、例えるなら、旅行における新幹線のようなものです。カリキュラムが整っていて実績のあるスクールだと、「この学習方法で本当に転職できるのかな?」など、余計なことで悩まず学習だけに集中できます。結果、学習効率も上がりますし、習得も早くなります。

それでもスクールと独学、どちらがいいか迷う場合は、こちらの記事を参考にしてください。

「スクールは本当に意味があるのか?」疑問に感じる人はこちら。

STEP5:30代未経験でもエンジニア転職を突破するコツ

転職先によって、その後のキャリアや年収の伸び方は大きく変わります。

年収600万を目指すなら、最初の転職活動で大切なのは、できるだけ開発経験が積める可能性が高い会社を選ぶこと。 開発経験を2〜3年も積めば、条件の良い仕事を選びやすくなりますので。

なお、現在働いている場合、退職する前に内定をもらってから辞めるようにした方が安全です。

IT企業ごとで開発経験の積みやすさが違う

IT企業には、主に次の3種類があります。

  • 自社開発企業
  • 受託開発企業
  • SES企業

開発経験を積みやすいのは、自社開発や受託開発の会社ですが、転職のしやすさという点では、SESが一番高い傾向があります。

自社開発や受託開発の企業は、自分の会社の中で開発業務を行うため、実務未経験者でも開発業務に関われる可能性があるからです。逆にSESは、他社の開発現場に常駐して働くので、転職先の会社が未経験者を開発業務に入れたいと思っていても、参画先の企業の判断で開発の現場に入れないことがあります。

なので、基本的な転職活動のスタンスは、自社開発や受託開発を狙いつつ、SESも視野に入れるというのが現実的です。

なお、SESは必ずしも開発経験が積めないというわけではありません。僕も最初の会社はSESでしたが、普通に開発経験を積むことができました。

SESで開発経験を積むコツについては、下記の記事で解説しています。

➤ (作成中)S5-12 SESだと開発経験は積めないのか?問題なし

IT未経験者の転職で転職難易度を下げるコツ

未経験からITエンジニアへ転職する場合、転職の難易度を下げるコツは、条件面にあまりこだわりすぎないことです。 例えば、「勤務地・年収・働き方・企業形態」など。

エンジニアは何よりも実務経験が重視されるので、未経験者の場合はまず応募数を多くするのがいいですね。僕も、転職活動時は20社くらいに応募していました。

未経験者にとって実務経験がないのは当たり前なので、ここで必要になるのがポートフォリオです。これが無いと、スキルの証明にならないので、そもそも書類選考すら通らない可能性もありますので。

面接ではポートフォリオを見ながら質問されるケースも少なくないので、必ずネットに公開しておき、URLを押せばすぐに見れる状態にしておきましょう。

なお、「未経験歓迎」を全面に出しすぎている求人は警戒した方が良いかもしれません。 エンジニアは技術職なので、「未経験者を誰でも歓迎する」という雰囲気の会社は、違和感しかないので。

SES企業に多いですが、転職したらITと全然関係のない家電量販店や工場に派遣させられたという悪質なケースもあるので、こういった会社は避けた方が無難です。

ITエンジニアへの転職方法について、さらに詳しくは下記の記事でまとめています。

➤ (作成中)S5-02 【経験談】製造業からITエンジニアになる3つの方法と難易度を下げる3つのコツ

使える経験はなんでも使うべき

未経験での転職で、スキルの証明になるのはポートフォリオですが、それに加えて、これまでの職務経験もできるだけ活かして書くことが大切です。 特に製造業の経験は、エンジニアの仕事と共通する部分も多く、書き方次第で強みになります。

  • ライン作業を担当 → 生産効率向上のために作業工程を見直し、改善提案を実施
  • 品質チェックを担当 → 不良率低減のためのチェック工程を担当。原因分析と再発防止策を実施
  • チームで作業しました → 5名のチームで工程を分担し、進捗共有を徹底していた

エンジニアのスキルではないので、あまり多く書く必要はありませんが、端的に「どういったことをやってきて、それがどう活かせるか」というポイントは書いておくとアピールになります。

正直、あまり見られないかもしれませんが、アピールできるスキルはなるべく書いた方が良いです。

製造業の経験をエンジニア転職で活かす具体的な書き方は、下記の記事で詳しく解説しています。

➤ (作成中)S5-06 スキルシートで「製造業経験」を活かす書き方

30代未経験者の面接で必ず聞かれること

必ず聞かれるであろう質問は、次のようなものです。

  • IT以前の経歴は何をしていましたか
  • なぜ製造業からITに来ましたか

「それまでのキャリアを捨ててまで、なぜITエンジニアになりたいのか」というところは、ほぼ確実に聞かれると思います。こういったこともあるので、前述のとおりスキルシートにそれまでやってきたことを書いておくのは、面接時にも二度手間にならないので良いですね。

なお初心者にありがちですが、いきなり「リモートワークがいい」とか「将来独立したい」と言うことは避けた方が無難です。未経験なのにリモートで働きたいという人が積極的には見えないですし、将来独立するならすぐ辞めてしまうんだなと感じられてしまうと、面接で不利になるからです。

たまに、会社員とフリーランスが混同して在籍しているような会社もあるので、独立については質問されるかもしれませんが、そういった場合を除いて、わざわざ自分から話すのはプラスにはなりません。

さらに、未経験のIT面接で聞かれる質問と回答例はこちらで詳しくまとめています。

➤ (作成中)S5-05 未経験面接でほぼ確実に聞かれる質問10選と回答例

転職サイト・転職エージェントの活用方法

転職活動では、転職サイトと転職エージェントの両方を活用するのがおすすめです。

転職サイトは自分で求人を探して応募できるため、応募数を増やしやすいというメリットがあります。
一方、転職エージェントは求人紹介だけでなく、履歴書やスキルシートの添削、面接対策などのサポートを受けられます。

未経験転職では、どうしても書類選考で落ちることも多いので、最初は「数を打つ」ことも大切です。
条件にこだわりすぎず、まずは応募してみることでチャンスが広がります。

僕自身も転職活動のときは、複数の転職サイトとエージェントを併用しながら応募数を増やしていました。

失敗しない転職エージェント利用のコツは、次の通り。

  • エージェントは2~3社登録しておく:応募数を増やすため
  • 面談前に希望条件を整理しておく:条件のミスマッチを回避
  • 即レスを意識する(連絡は当日中に返信):本気度をアピールして積極的に動いてもらう
  • 紹介求人は自分でも必ず調べる:評判を確認してブラックSESを避けるため

転職エージェントの具体的な活用方法については、下記の記事で詳しく解説しています。

➤ (作成中)S5-08 失敗しない転職エージェント利用のコツ

なお、未経験者が使いやすいIT系の転職サイト・エージェントについては、こちらの記事でまとめています。

➤ (作成中)S5-04 ITに強い転職サイト・転職エージェント

STEP6:転職後2〜3年で年収600万円を目指す

エンジニアとして転職できたら、次に重要なのは、開発経験を積んで市場価値を上げることです。

フリーランス案件でも「開発経験2〜3年以上」がボーダーラインとされることが多く、この年数を超えると、案件の選択肢が一気に増えてきます。実際、企業側はスキルだけでなく、「経験年数」を基準に書類選考することが多いのが現実です。

ただ、単純に経験年数だけを重ねてもスキルが相応になっていないと業務についていけなくて苦労します。 そのために大切なのが次のような行動。

  • 開発経験をしっかり積む
  • 前向きに自己学習を続ける
  • 市場価値が上がる行動をする

これらを意識して実務経験を2〜3年積めば、エンジニアとしての市場価値が上がり、「より年収の高いポジションにいく」「年収の高い企業へ転職」「フリーランスとして独立」といった方法で、年収を大きく伸ばすことができるようになります。

転職後に年収を上げていく具体的な方法は長くなるので、下記の記事で詳しく解説しています。

➤ S00-22(作成中)エンジニア転職後に年収600万円を目指すキャリアロードマップ

30代からの逆転は、職種選びで決まる

30代で年収300万円だったとしても、スキルなしから年収600万円を目指すことは決して不可能ではありません。僕は37歳からプログラミング学習をしてスキルを身につけ、エンジニア転職しました。その後、3年で年収600万円近くを達成しました。

今スキルがないなら、スキルをつければいいだけです。そして、年齢や転職回数ではなく、身につけたスキルを評価してくれる業界・業種に行くことが30代で年収アップさせるポイント。その条件を満たしている職業が、ITエンジニアです。

「何かやらないといけないと思っているものの、何から手をつけていいかわからない…」とモヤモヤしている方は、ぜひプログラミング学習を始めて年収アップのきっかけをつかんでください。

まずは小さく一歩を踏み出すこと。 その行動が、数年後の人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次