- 製造業で働いているけど、全然給料が上がらない。
- とはいえ、原因はいったい何なんだろうか?
- 今の状況からでも給料を上げる方法が知りたいです。
こういった疑問にお答えします。
頑張って働いているつもりだけど、毎年の昇給額を見て絶望する。。。
製造業で働いていると、1度は感じたことがあるはず。
実はその原因は、あなたの努力不足ではありません。なぜなら製造業は「給与が上がりにくい仕組み」で働く職種だからです。
僕自身も製造業で14年間働き、夜勤や新しい工場の品質管理の仕組みの立ち上げの担当にも取り組みました。
ただ、そもそも昇給は全員一律で、役職手当は月数千円。室長になっても月2万円ほど。
努力と成果が給料に反映されない現実を知り、業界を変えることで年収を大きく伸ばすことができました。
この記事では、「製造業で給料が上がらない本当の理由」と、「現実的に年収を上げるための最短ルート」を実体験を交えながら解説します。
この記事を読むことで、「もう頑張っても無駄なのかな…」という絶望感から抜け出し、年収を上げる現実的な方法が分かるはずです。
製造業の給料が上がらないのは「仕組みの問題」です
製造業で働いていて給料が上がらないのは、あなたの努力不足ではなく、業界の構造の問題です。
業界の構造とは、具体的に言うと下記です。
- 給料の上がり幅がほぼ決まっている
- 自分のために働けない仕組みになっている
- スキルを磨いても他社で評価されにくい
1つずつ解説します。
給料の上がり幅がほぼ決まっている
製造業は、「年功序列」「昇給幅がほぼ一定」など、ある程度給料の上がり方が決まっているので爆発的に稼ぐのが難しいです。
これは、製造業には歴史の長い企業が多いので、古い体質になるのは仕方がないことなのかなと。
もちろん、大企業に勤めている人なら昇給率も高く、ボーナスも多いです。ただ現実問題、中小企業で働いている状態から中途で大企業への転職は簡単じゃありません。
つまり製造業では、「どれだけ頑張るか」よりも」「どの会社、どの規模の企業で働いているか」で給与が上がりやすいかどうか決まってしまうのが現実です。
自分のために働けない仕組みになっている
製造業では、業務で得た知識や経験、人脈などが自分のために活かしにくい仕組みです。
例えば、個人が起業して今の会社と同じように稼ごうとしても、設備投資のために膨大な借金が必要で現実的ではありません。
転職すれば経験やスキルが評価されて年収が上がることもありますが、あまり大きく評価されることは少なく、結局は「転職先の会社の規模」でほぼ決まります。
つまり製造業では、個人が自分のために働きにくい業界です。
スキルを磨いても他社で評価されにくい
製造のスキルは、その会社だけでしか通用しないルールや独自スキルが多く、その会社で頑張って成果を上げても、他社では「イチから覚え直し扱い」になりがちです。
これは仕方のないことで、製品の品質管理の基本として、「できるだけ毎回同じ条件で生産するのが基本」だからです。理論上、材料・設備・人(手順)に変化がなければ毎回同じ物が出来るはずですから。
手順書が作られるのは、「人が入れ替わっても同じ手順で進められるようにするため」という背景がありますが、これにより「誰でも出来る業務」が多くなりがちです。
そのため製造業は、スキルを磨いても他社で大きく評価がされにくく、給与が上げにくい業界になっています。
製造業で給与を上げる最短ルートは「座る椅子を変えること」です
「座る椅子」とは、会社の規模や業界、職種のことで、どこで働くかで年収が決まる比喩表現です。
前述の通り、製造業では会社の規模で給与は決まり、さらに広く考えると業界によっても平均年収が変わってきます。
もし今の会社での給与アップが絶望的なら、今の椅子にしがみつくより、思い切って椅子(業界)そのものをまるっと変えてしまう方が、年収アップの近道になります。
座る椅子を変えたとこで月収が上がった例
- 製造業:月20万
- ITエンジニア:月40万
上記は、僕の過去の月収比較です。この間、約3年でした。製造業時代の昇給率が年2千円程度だったので、そのままだったらここまで上がっていません。
未経験でもここまで給与が上がった理由として、IT業界の平均年収が高いのもありますが、特にITエンジニアはスキルが大きな武器になるので、それを元に戦略的にキャリアを築いていけたのが大きな要因だと思っています。
もちろん転職後はスキルも経験値も無いのでいきなり爆発的に給与アップすることは無いですが、もっているスキルを上手く利用しつつ働き方を変えることで年収アップできました。特にフリーランスになると爆上がりし、会社員時代と同じような業務なのに給与が1.7倍ほど上がりました。
なお、フリーランスといっても、準委任契約という「月額40万円」といった月固定の契約になるケースがほとんどです。そのため、いわゆる出来高制の不安定な働き方ではなく、収入が安定しやすいのも大きなメリットだと感じています。
座る椅子を変えて感じたことは、働けば働くほど自分自身に汎用スキルが身につく業界・職種へ転職すべきということでした。
汎用スキルを身につけると会社に依存しなくなる
汎用スキルとは、どの会社でも通用するスキルです。
例をあげると次のとおり。
- 営業力(コミュ力 × 提案力)
- ITエンジニア(プログラミング・設計)
- Webマーケティング
こういった職種で働くと、会社を変えてもスキルがリセットされずに積み上がっていきます。
さらに独立した後も初期投資がほぼゼロなのも大きなメリットです。必要なのは、基本的にパソコンくらい。
大きな設備投資や借金を背負わずに始められる点は、製造業との大きな違いです。
製造業なら特にITエンジニアと相性が良い理由
製造業とITエンジニアは、「ものづくり」という本質が共通しています。作るものが「実物」か「デジタル」かだけの違いです。
例えば、品質の国際規格であるISO9001を取得しているIT企業もありますし、制作物の品質チェックのために作成者以外がチェックする「ダブルチェック」の概念もあります。全体的な業務フローは似ているので、製造業の強みが活かせるはず。
特に今はIT分野の需要が爆増してますし、実務未経験の30〜40代でもスキルを身につければキャリアチェンジが現実的。僕もIT転職時は37歳でした。
営業職もスキル次第で高収入を狙えますが、エンジニアと比べると製造業との共通点は少なく、経験を活かしにくいのかなと思います。
他業界が怖いなら製造業でもいい
本心ではIT系をおすすめしますが、「慣れない仕事はちょっと怖い」という方は、製造業で探すのもアリ。
製造業の中でも条件の良い会社は存在するので、「今の会社を変えるだけ」でも年収が数十万円上がることはあり得ます。ただ年齢的に30歳以降、転職難易度は上がる傾向があります。
僕自身、20代の頃はあまり気になりませんでしたが、30歳以降になると書類選考すら通らないことも徐々に増えてきました。これは、過去の転職回数が多かった(4回くらい)というのも1つの理由かもしれないですが。。。
とはいえ、業界全体的に古い体質の企業が多く、「同じ会社で勤め上げる」という風土が強い会社が多いのも事実。なので、同業界への転職活動をしつつ、他業界への転職も視野に入れていると、選択肢も広がります。
給料が上がらない椅子だと、努力では変えられない
今の椅子(給与の低い会社)にしがみついても、給与はあがりません。
特に製造業の給与制度は構造的に上がりにくい仕組みになっているので、努力がそのまま収入に反映されないことも少なくありません。
僕自身もこの現実に気づき、年齢や状況を考えて「IT業界に移るしかない」と判断しました。
そして気づいたのは、次の事実です。
- 「給与が低い=落ちる心配がない」という最大のチャンス
- 業界を変えるだけで収入のレンジが大きく変わる
製造業の中で頑張り続けるより、給料の高い椅子に移動した方が何倍も早く生活は変わります。
行動は小さな一歩で十分です。 その一歩が、あなたの人生の流れを一気に変えていきます。
ITエンジニアになるためのプログラミング学習の方法については、下記の記事で学習方法を解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
